全テキスト(1999年1月10日~現在)
ヤマト2199劇場版 監督はきっと誠実な人物なのだろうな、と思う。ドギツイ権利者たちの妄言を聞き流して我慢強く折衝を重ね、ドギツイ愛好家たちの煮詰まった脳内映像からする罵倒に耐え、ついぞ途中で投げ出す…
グループリーグ進行中 7大会ほど世界球蹴り合戦を見続けてきながら、いまだにニワカファンを自認している場末の皇族である。「知識の蓄積によってバランスを失い、レーダーの感度が下がることを嫌う性向」は、ど…
WALL・E 永遠に生きれば死なないのに、愛は永遠より短い。人間嫌いでフランケンシュタイン好きの小生にとって、物語前半は呼吸が停止するほどの傑作であった。けど、宇宙に出て舞台が広がった途端にテーマが狭…
ぜんぶ、フィデルのせい 政治的な風景や進歩的な家庭が、いかに子どもにとって不必要であるかが描かれて――すいません、わたくし、いま自分を偽っておりました。ニナ・ケルヴェルが最高すぎます。あの眉間の皺った…
悪い評判が流れてこないので、イヤイヤ薄目でゴム人間の実写版1話を見る。ファンから総スカンを食らったカウボーイビバップ実写版の制作会社によるもので、正直なところ、クオリティはあちらと大差ありません。マ…
アバター2、見てきた。西洋人の大監督が撮る超大作に、アジア人の短躯広報がビビりまくってつけた副題「ウェイ・オブ・ウォーター」は、ファントム・メナス以来の盛大なる腰の引けっぷりだと言えましょう。そして…