全テキスト(1999年1月10日~現在)
借りぐらしのアリエッティ 久しぶりに「思想性無し」「政治性無し」のジブリが描くボーイ・ミーツ・ガール。観客は、豊かな美術と多彩なアニメーションに支えられたシンプル極まるストーリーを追いかけて、爽やかな…
室井慎次・前編を映画館で見る。踊る大捜査線シリーズについての印象を言えば、非実在警察署の捜査現場で起こる小規模なできごとをコミカルに描く小品ーー大上段な「大捜査線」とのギャップを笑うーーだったものが…
プロミス 「B.Z.が帰れば、友だちになれたこともきっと忘れてしまうんだ」。約束が反故にされることが悲しいのではない。悲しいのは、二度と癒えないと信じたあの痛みさえ、時がもたらす忘却を前にして、水のよ…
ソーシャル・ネットワーク 実在の天才の周辺を実名そのままに映画化したという一点において、デビッド・フィンチャーの力技を感じさせられる。しかしながら、いかせん未だ立志伝の途上にある人物だからして、企業的…
安野モヨコの還暦不行届を読む。Qアンノとその周辺に関して、無駄に解像度が上がってしまったので、ここへ忘備録的にしるしておく。女史のことはハッピーマニアの当初から、あからさまな岡崎京子フォロワーである…
ゆきゆきて、神軍 定番すぎる? 最近はじめて見ました。劇場型の精神病患者にカメラを向けるとこうなります。あまりにもすべてが日本的な要素でできあがっており、端々の細かな情報に過去の記憶を刺激されて息苦し…