猫を起こさないように
生きる希望を失うほど、弱くなりたい
生きる希望を失うほど、弱くなりたい

生きる希望を失うほど、弱くなりたい

 学生風情とは比べ物にならぬ社会人の貴重な時間をいいゲームへ湯水の如く注ぐ季節が終わった。愉悦と後悔とが等分に訪れるこの玄妙なる心持ちは、正しい大人にしかわかるまい。そして、やはり学生風情とは比べ物にならぬ社会人の貴重な時間を湯水の如く注いだ更新を行ったのだが、更新後にネット界隈を一通り散策してみたところ、思いついた段階では旬を感じていた元ネタの作品がすでに賞味期限を切らしているような気配を感じたのである。ネットとリアルの二重生活を長く続けている俺様であるが、リアルの方は無理ゲーに近いイベントの連続で青息吐息の俺様であるが、ネットの方では本年冒頭のオフ会以外はあまりにイベントがなさすぎる俺様であるが、おたく界隈の作品消費速度が年々加速しているような気がしてならない。無論、俺様が馬齢を重ねすぎ、虚構に割ける時間が少なくなったため、相対的な割り増し感を得ているということは多分にあろう。客観的な実際がどうであるかは、置いておく。リアルにこれらのおたく的情報を交換する相手がいない俺様にとって、内面だけの問題に過ぎないとはいえ、取り残され孤立しているという実感は、いっそう強烈に胸へ迫ってくるのだ。いつもの繰言だと考えている諸君のしかめ面に結論を急がされるならば、諸君はネットでしか生きていない、しかし俺様の確実な魂の半分である部分を、もっと積極的に支援してよい。なるほど言葉は不確かだが、同時に人の持ち物の中で最も確かなものでもある。だから、諸君は、発したそれを裏切らないと念じて、ただ俺様へと投げればよい。俺様がここにあることへ脅える必要はない。諸君を脅えさせるものがあるとすれば、それはただ発した己の言葉のみとなる。