イディオッツ
(個人で輸入雑貨商を営んでいそうなスーツの男が微笑んで)ほー、いいじゃないか。ラース・フォン・トリアーはこういうのでいいんだよ、こういうので。私の中にある売れない劇団のイメージは、まさにこんな感じ。あと、私の中にある百万ヒット以下のテキストサイトのイメージは、まさにこんな感じ。そして年に数回、親族の中にいることを強要されるときの気分が、まさにこんな感じ。
日: 2011年9月19日
スコット・ピルグリムvs.ザ・ワールド
スコット・ピルグリムvs.ザ・ワールド
ギャグというのはその根幹の部分では、小学生のうんこちんちんと同じ、例えばドリフターズやMr.ビーンのような普遍性を持つが、高度化するほどに文化的な差異の部分へ面白さを大きく依拠するようになる。 笑うべきパートを頭では理解しながら、心ではとくだん面白いと感じない。なんとも波長を合わせるのが難しい映画だった。たぶんこの笑い、日本で言うとうすた京介の漫画に相当すると思う。