ディセント
後半の展開に空いた口がふさがらないが、前半の展開はトム・ソーヤーの冒険にトラウマを持つ私のインジャン・ジョーをいきりたたせたのです。「洞窟もの」は心理学と親和性が高いので、女子の前で薀蓄垂れたい向きにもバッチリさ! 片っ端から女性器か陰茎の象徴だと指摘すれば、ほとんど間違ってないぜ!
ボーン・アルティメイタム
ボーン・アルティメイタム
殴って殺せる、ウィル・ハンティング。”It’s not your fault.”と連呼しながら、いつロビン・ウィリアムスが現れてボーンの過去を明かすのか、最後までヒヤヒヤが止まりませんでした。
バタフライ・エフェクト
バタフライ・エフェクト
時系列のザッピングがシナリオの根幹で、それが一人の少女を救済するために展開してゆくストーリーは、エロゲー愛好家である諸兄を大いに満足させるだろう。しかし、この映画の素晴らしさはそれだけではない。「自分を不幸に落とせば他の人たちは幸福になる」という方法論ではハッピーエンドにたどり着かない倫理観こそが、真に着目すべき点だ。え、2って? 続編なんて製作されてないよ?
デスプルーフ・イン・グラインドハウス
デスプルーフ
タランティーノの何がいいって、ビッチを魅力的に描けるところ。この作品のビッチたちのなんと可愛らしいことか! 汚らしい本邦のビッチどもに見習ってほしいものです。そんなわけで、劇場で見た君にもデスプルーフ・イン・DVDをオススメ。