学生時代、この微温的な、あるいは苛烈な日常が永遠に続くのではないかと貴方は錯覚したはずだ。しかし、終わりの一日はやってきた。この世のすべては永遠と一日から出来ている。貴方が倦み疲れている永遠も、避けられぬ一日によって必ず終焉を迎える。なぜなら、人は死を運命づけられているからだ。
今日、ホームページ上に新しい掲示板を設置した。これは永遠の始まりであるが、一週間後か、一ヶ月後か、一年後か、定められた終わりの一日がいつ訪れるのかを言うことは誰にもできない。もし、ある日突然、私のホームページがネット上に存在しなくなったら、この日記を思い出して欲しい。私は永遠を更新し続けるが、それは裏を返せば、終わりの一日を待つために過ぎないのだということを。
「生きながら萌えゲーに葬られ」を更新した。もはや最終話を残すのみである。