「更新頻度が昔ほど頻繁では無くなって、残念だ」という感想を頂くことがある。当たり前の話である。私は売文を生業にするどころではない、一介のサラリーマンなのだ。私の文章内容と更新頻度に文句をつけていいのは、私に金を払う人物と私に萌え画像を送付する人物だけだと、つねづね真面目に考えている。”真面目”の意については、私のプロフィールを参照するとよろしかろう。つまり、諸君は私に「残念だ」と言う前に、金か画像を寄越さねばならないのである。
半ば冗談だが、冗談で言っていない部分もある。年齢を重ねるにつれ、社会的責任は等比級的に増大し、それに耐え得る労働とスキルアップの時間を考えれば、ネット上でいい気な文章を記述する隙間など物理的に存在しないのである。それでも時々誰にも頼まれもせぬのに、人々を不快にさせる文章をアップロードするのは、私の内的衝動のせいだろう。もちろん、それは何か崇高なものどころではなく、単純に、普段は用いないような卑猥な単語や異常な想念を記述したいという欲求である。
今回の「生きながら萌えゲーに葬られ」についても、どのように終わるかまで、書くべき内容はほとんど決まっているのであり、時間さえ充分にあれば明日にでもすべてアップロードできるのだ。無論、時間という観点から諸君が私を助けることはできない。諸君はきっと資本家ではないからだ。しかし、モチベーションを刺激することはできよう。それはすなわち、金か萌え画像である。冗談だが、もちろん冗談で言っていない部分が大半である。
愚痴と脅迫ばかりではなく、裏話的な要素を盛り込んでおく。次回の連作タイトルは『閉経おばあさまへ』である。
”閉経”がミクシィ管理者によって検閲されたちまち村八分、の想像に煩悶しながら記述を終える。