デモンズソウル
この、ファミコン時代の手触り感は、近年稀に見るnWo更新への巨大な障壁となった。よい大人が怒りにまかせてコントローラーを投げつけ、しばらくするとまた気まずげにひろいあげる。ポリゴンの、ドットの隅々にまで愛がゆきわたっているからだ。
日: 2009年5月5日
イントゥ・ザ・ワイルド
イントゥ・ザ・ワイルド
世の中の真理は実のところ簡単な標語のようなものだが、そこへ血肉の実感を通わせるためには死に近い場所をくぐりぬける必要がある。この映画には頭でっかちな我々が、現代をたいらげるための皮肉な処方箋が描かれているのだ。つまり、「家族を大切にしよう」。