貴様らの小鳥猊下である。
脚本執筆中のタランティーノが如く「シュッシュッポッポォーッ!!」などと叫びつつ記述し家人および隣人の顰蹙を多分に買いながら爆笑につぐ爆笑のうちに完成を見たはずの新宿オフレポートだが、一週間ほど空けて読み返してみると朝の白い光の中で俺の表情筋はびっくりするほど静止したままだった。網膜剥離の予兆である視界の隅のミジンコほども笑えなかった。参加者たちは虎の子の実存を茶化されて怒り狂い、非参加者はあまりの内輪受けに眉をひそめるといった、本当に誰ひとりプリーズさせない内容であり、我が身のあまりの非才に懊悩するあまり隣のオッサンをオーノーと叫びつつSATUGAIしたくなるほどである。
誤解しないで欲しいのだが、言いつのるほど信憑性が下がるのは承知の上だが、実際のところ小鳥猊下とは、nWoのような陰鬱極まるマイナーテキスト群をものしておきながら(腹部の脂肪縞をちり紙でぬぐいつつ)容貌さわやかで、リア充を疑われるほど(AMラジオの如きくぐもった声で)現実でのトークの方が面白いタイプのテキストサイト管理者なのであり、諸君はもっと積極的に俺をオフ喜利とかに招聘し、秋葉原の猥褻な飲食店とかで食欲と睡眠欲ではない欲求を満たさせるべきである。会えば会ったで回転レシーブの如き低姿勢で「チョリーッス」などと発話し好感触でシャイな俺へ、その裏にひそむ「死ね、全員死ね、俺と初潮未満の女子以外」と考える極めて衒学的かつ哲学的な気質を度外視して、貴様らの側から積極的に誘いをかけるべきである。
とりあえず、オフ会参加者以外は感想を寄こすとよいと思った。