猫を起こさないように
月: <span>2008年10月</span>
月: 2008年10月

4ヶ月、3週と2日


4ヶ月、3週と2日


ただの会話劇のはずなのに、冒頭から異様な緊張感。そして、そのテンションは映画の終わりまで途切れることなく持続する。だが私の感想は、「社会主義国家の産婦人科って、役得だなあ」という猥褻さに帰着するのであった。傑作。

ぜんぶ、フィデルのせい


ぜんぶ、フィデルのせい


政治的な風景や進歩的な家庭が、いかに子どもにとって不必要であるかが描かれて――すいません、わたくし、いま自分を偽っておりました。ニナ・ケルヴェルが最高すぎます。あの眉間の皺ったら! 決定、けってーい! nWo四天王入り決定です。

バケット・リスト


バケット・リスト


役者を役に配したというより、役を役者に配したという印象。この二人もそれほど遠くない未来に死ぬのだという事実が脳裏をかすめれば、心を動かされないわけがない。ズルいなあ。そして、恥ずかしげもなくこんな邦題をあてがう鈍磨しきった感性と貧しい日本語力に慄然とした。