世界はあまりに膨大になりすぎたため、ただの羅針盤にさえ重大な意味がある。

愛のうた


スリザー

ゾンビ映画の変形。パロディないしオマージュ作品として視聴しましょう。触手や粘液が女子をアレするとアレする君にもおすすめだ。特に、エンディングの脱力ぶりが最高だぜ!
タロットカード殺人事件

「キャラ萌え洋画」などというジャンルを仮構すれば、まさにこれがそれであろう。ストーリーなんざ、ただの飾りですよ! ミステリーだけど。あと、白人女性の下半身はなぜあんなに太くなるのか。
愛しのローズマリー

毎度毎度きわどい題材を扱いながら、ギリギリのところで嘘や偽善に落とさないバランス感覚に感心させられるのだが、人によっては一線を越えていると考えるのかしら。君はどう思う?
天外魔境II

「よく調整されたデータは殴られれば痛みを感じるし、貧乏は身に滲みる」。丹念に町人の会話を読み込むことで立ちあがる人間の狂気。不死身の主人公たちを相手にしなければならない敵方の苦悩。まるで、某有名大作RPGへ向けた返歌のよう。わずかの自主規制は残るものの、ようやく完全なバランスで遊べます。
シッコ

ノリは演歌。誘導しまくり。フランスを見せてからキューバへ行くんだぜ! でも泣ける。
FUCK

ドキュメンタリーにも関わらず、製作者の批判的誘導がないのは珍しい。なので、豆知識集として楽しむのが正解でしょう。日本語でこれに該当する言葉ってないよな。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

個人の内面を世界の破滅へと向けて敷衍しないとき、訪れる結末の崇高さが私へ陳腐に響きませんように。With Love.
ベオウルフ

ネットでの批評は、面白い切り口があるとすぐに大勢がそちらへ流れる。もうチンコ隠しや変態仮面の話はええっちゅうねん。神話の類型を踏襲しながら、原典の一部と二部をひとつのテーマでつなげたことを評価するべきである。原典を読んだことがない? 貴様はチンコチンコ言うその口を閉じろ。でも、「フルティング=フルチン具」は間違いない。
パンズ・ラビリンス

リアルとファンタジーは対立概念ではない。現実が辛いから幻想に逃げ込むのか。幻想が現実での達成を困難にすると思うか。それは脆弱な思考だ。最後の場面で政治批判へと大きく軸足が傾き、子どものファンタジーを大人のリアルが蹂躙した形となった。私はこの救済を信じることができない。
バグダッド・カフェ

刺青師が最後に言う"too much harmony."から、ミュージカルと求婚の場面は本来存在しなかったのではないかと推測する。この二場面が無ければ、同性愛の暗喩はより濃く浮かび上がり、代償として当時の視聴者の多くを失ってさえ、時空を越える「完全な映画」となれた。最後にイエスと言わせなかったのが、製作側の抵抗か。未見の人は主人公が黒電話を置いた時点で視聴をやめ、次の日に続きを見てみよう。
ツォツィ

ちがう! トッツィーじゃないんだ! したり顔で「ああ、ダスティ・ホフマンね」とか言うな! 俺の発音が悪いのか! ぜんぶ、俺のせいか!
思考の補助線

帽子をとります。そして、私も情熱を燃やします。
イノセント・ボイス

こういうテーマを扱う作品が増えてきたことによって、描かれる切実さを越え、視聴者が受け止める内容に映画批評的視点が混入せざるを得ないことが最も残酷なのではないか。
ソウ4

「いかに人を殺すか」に特化したミステリーの衰退理由が、1から通しで見るとよくわかると思った。1は傑作ですよ!
プラネット・テラー

筋書きの辻褄を合わせることや細部の整合性にこだわることが奪ってしまう「何か」で満ちている。ヒロインはヒロインだからこそ強く、憎いアイツが肉ごと爆ぜれば気分爽快だ。それ以外に必要なものなんてなかったはず。
 

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